DCコミックス

【映画】バットマンシリーズの順番と歴史

この数年、映画業界でも話題のアメコミの実写化。

いわゆるヒーローモノの映画は、アメリカンコミック(アメコミ)と呼ばれるアメリカの漫画を元にした映画がヒットを連発しています。

数あるアメコミヒーローの中でも、人気が高いバットマン。この記事では、バットマンの映画の歴史についてまとめてみました。

バットマン(ブルース・ウェイン)のプロフィール

ダークナイト(闇の騎士)、マントの十字軍騎士、世界で最も優れた探偵などとも呼ばれる。登場する作品は、映画、テレビドラマ、ゲーム、アニメ、コミックなど幅広い作品。

バットマンは特殊な能力を持っていない。スーパーパワーを持っていなくてもヒーローになれることを証明、体現し続けている。

そして、少年時代の思い出が大人になっても深く影響することを表す人物である。

大富豪であるブルース・ウェインは、幼少期に目の前でゴッサムシティの犯罪者に両親を銃殺される。その事件がきっかけになり、彼の人生が決まる。存在そのものが、世の中の犯罪の抑止力となることを目指す。それがバットマンである。

バットマンを語る上で、バットモービルやバットラング、ユーティリティベルトなどのように様々なガジェットやマシンが注目されがちである。しかし、彼が恐れられるようになった本当の武器は究極まで鍛え上げられた彼の肉体そのものである。

世界屈指の格闘技術を学び、身につけ、卓越した探偵術を誇っているのである。オリンピックアスリート並みに入念な計画を持ち、常に相手よりも5手は先を読む。

そんなバットマンをを悩まし続ける命題が2つある。

  • 罪のない人たちを守るために、どこまですべきか?
  • 自分の人間性を犠牲にすべきか?

ということである。

決して光の面だけを描くのではなく、人間の影の部分や闇の部分も描かれているのが特徴である。人間でありながら、人のために自らを犠牲にし続け悩み続ける最も人間らしいヒーローの代表格である。

能力 卓越した格闘技術、世界有数の資産・資金、探偵技術、世界最先端の技術
別名 ダークナイト、マントの戦士、マチス・マローン
本名 ブルース・ウェイン
職業 ウェイン・エンタープライズ社 社長
初登場 1939年 ディテクティブ・コミックス #27
NEW 52初登場 2011年 ジャスティスリーグ #1
NEW52とは?

新生・DCユニバース!

FLAHPOINT IS OVER, THE NEW 52 BEGINS

フラッシュと宿敵リバース・フラッシュが激闘を繰り広げた「フラッシュポイント」の結果、三つの世界が融合し、新たな宇宙が生まれた。
それは、NEW52の世界。新たなスーパーヒーローの伝説が今、ここから始まる。

2011年、コミックスシーンにかつてない激震をもたらした、DCユニバースのリニューアル企画「NEW52」。
75年の歴史を誇るDCコミックスの歴史をリセットし、52冊の新タイトルを一斉創刊するという大胆な試みは、あらゆるコミックファンの注目の的となり、DCコミックスの新時代の到来を告げる狼煙となったのである。
新時代の幕開けを飾った52冊の創刊号の中から、「バットマン」カテゴリーに属する11タイトルを単行本化。 DCコミックスの進化を目撃せよ!

収録タイトル

バットマン #1
ディテクティブコミックス #1
バットウーマン #1
バットマン:ダークナイト #1
バットマン&ロビン #1
バットガール #1
バットウィング #1
キャットウーマン #1
ナイトウィング #1
バーズ・オブ・プレイ #1
レッドフッド&アウトローズ #1

引用:Amazonより(https://www.amazon.co.jp/NEW52-バットマン-DC-COMICS…/dp/4864910634)

バットマンの歴代映画

バットマンシリーズは、映画・ドラマ・アニメと全てで30作品以上

バットマン映画旧作の順番

1943年 ザ・バットマン
1949年 バットマンとロビン
1966年 バットマン オリジナル・ムービー
1989年 バットマン
1992年 バットマン リターンズ
1995年 バットマン フォーエヴァー
1997年 バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲
2005年 バットマン ビギンズ (Batman Begins)
2008年 ダークナイト (The Dark Knight)
2012年 ダークナイト ライジング (The Dark Knight Rises)
2016年 バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生
2017年 ジャスティス・リーグ1
2019年 ジャスティス・リーグ2 公開予定

ザ・バットマン 1943年

1943年から始まったバットマン映画ですが、当初はコロンビア映画による連続活劇と呼ばれる全15章のものだった。

ストーリーは、時代背景が第二次世界大戦中。バットマンはアメリカのエージェントとして、日本のエージェントであるドクター・ダガを倒すというもの。

キャスト

バットマン ルイス・ウィルソン
ロビン ダグラス・クロフト
リンダ・ペイジ(恋人) シャーリー・パターソン
アルフレッド(執事) ウィリアム・オースティン
ドクター・ダガ(ヴィラン) J・キャロル・ネイシュ

 

バットマンとロビン 1949年

こちらも、前作同様にコロムビア映画より15章の連続活劇として製作、公開された。ストーリーは正体不明のヴィラン、ウィザードをバットマンとロビンのコンビが倒すというもの。

キャスト

バットマン ロバート・ローリー
ロビン ジョニー・ダンカン
ヴィッキー・ヴェール ポニ・アダムス
ジェームズ・ゴードン ライル・タルボット
ウィザード(ヴィラン) 不明

バットマン 1966年

テレビドラマ「怪鳥人間バットマン」の映画化作品。DCコミックスのアニメキャラクター初の長編映画。

キャスト

バットマン アダム・ウェスト
ロビン バート・ウォード
ジョーカー シーザー・ロメロ
リドラー(日本語版ではナゾラー) フランク・ゴーシン
ペンギン バージェス・メレディス
キャットウーマン
(日本語版ではミス・キャット)
リー・メリーウェザー

バットマン 1989年

ワーナー・ブラザーズにより、ティム・バートン監督として製作された。

ティム・バートン監督といえば、後に「ナイトメアー・ビフォア・クリスマス」やジョニー・デップとコンビを組んで「シザーハンズ」や「チャーリーとチョコレート工場」、「アリス・イン・ワンダーランド」など独特の世界観で人気を博している。

元々、喜劇俳優のマイケル・キートンをバットマン役で起用し、ジョーカー役をジャック・ニコルソンにするなど配役も高評価を受け、4億ドル以上の興行収入をあげた。

アカデミー美術賞を受賞するなど、ティム・バートン監督の世界観がふんだんに盛り込まれたセットや衣装を称賛する声はいまだに根強く、後のスーパーヒーロー映画に大きな影響を与えた。

キャスト

バットマン マイケル・キートン
ジョーカー ジャック・ニコルソン
ヴィッキー・ベール キム・ベイシンガー
アルフレッド・ペニーワース マイケル・ガフ
ジェームズ・ゴードン総監 パット・ヒングル

バットマン・リターンズ 1992年

前作に引き続き、ティム・バートンが監督を務めた。前作に増して、ティム・バートンらしい独特の世界観が打ち出されている。

ペンギンとキャット・ウーマンというヴィラン(悪役)にスポットが当たっているのも特徴的な作品と言える。
ペンギン役にはダニーデヴィート、キャット・ウーマン役にミシェル・ファイファーと豪華な顔ぶれもヴィランの力の入れようにも注目。興行収入では、前作ほどではないにしろ成功と言えるものだった。

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン マイケル・キートン
セリーナ・カイル / キャットウーマン ミシェル・ファイファー
オズワルド・コブルポット / ペンギン ダニー・デヴィート
マックス・シュレック クリストファー・ウォーケン
アルフレッド・ペニーワース マイケル・ガフ
ジェームズ・ゴードン総監 パット・ヒングル
ゴッサム市市長 マイケル・マーフィー

 

バットマン・フォーエバー 1995年

前2作の監督であったティム・バートンと主役のバットマンを演じたマイケル・キートンが脚本の路線変更を理由に降板した。新たな監督としてジョエル・シュマッカーとなり、ティム・バートンはプロデューサーとなった。

主役のバットマン役がマイケル・キートンに変わり、ヴァル・キルマーとなった。ロビン役にはクリス・オドネルが配役された。ヴィランには、リドラー役にジム・キャリー、トゥーフェイス役にトミー・リー・ジョーンズが演じた。

興行収入は3億5000万ドルに達し、マイケル・キートンが演じたバットマンに迫り、アカデミー賞3部門でノミネートされた。全2作と比べてファミリー層を意識したカジュアルな脚本となっており、ティム・バートン版バットマンのシリアス路線とのあまりのギャップにファンの賛否は別れている。

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン ヴァル・キルマー
ディック・グレイソン / ロビン クリス・オドネル
シュガー ドリュー・バリモア
エドワード・ニグマ / リドラー ジム・キャリー
ハービー・デント / トゥーフェイス トミー・リー・ジョーンズ
マックス・シュレック クリストファー・ウォーケン
チェイス・メリディアン博士(精神科医) ニコール・キッドマン

バットマン & ロビン Mr.フリーズの逆襲  1997年

前作でバットマンを演じたヴァル・キルマーが他作とのスケジュールの問題で降板。新たにバットマンを演じたのがジョージ・クルーニーであった。

ヴィラン(悪役)には、Mr.フリーズ役にアーノルド・シュワルツェネッガー、ポイズンアイビー役にユマ・サーマンというキャストとなった。

興行成績ではバットマン映画史上最低の成績となり、批評家にも酷評を受けた。ゴールデンラズベリー賞の最低作品賞にノミネートされるなど、いまだに失敗したヒーロー映画の代表作として語られる。

この失敗を受けて、バットマン映画のシリーズ化がここで一度ストップされ企画されていた5作目は中止となった。

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン ジョージ・クルーニー
ディック・グレイソン / ロビン クリス・オドネル
バーバラ・ウィルソン / バットガール アリシア・シルヴァーストーン
パメラ・アイズリー / ポイズン・アイビー ユマ・サーマン
ヴィクター・フリーズ / Mr.フリーズ アーノルド・シュワルツェネッガー

クリストファー・ノーラン監督の「ダークナイト トリロジー」3部作

ハリウッド映画にリブートという概念を普及させたと言っても良い作品。クリストファー・ノーランが監督と脚本、共同脚本でデヴィッド・S・ゴイヤーが参加した。

シリアスなダーク路線を貫き、クリストファー・ノーランらしい撮影手法で世界観が作られている。このダークナイト トリロジー3部作は3作品で完結している。批評家からの評価も高く、3部作の興行収入は24億ドルを超える。

バットマン・ビギンズ 2005年

主人公であるブルース・ウェインの幼少期から描かれており、バットマン誕生を描いた作品。両親が貧困にあえぐゴッサムシティの犯罪に被害を受け、目の前で強盗に殺害される。

大富豪でありながら、ゴッサムシティを立て直すために私財を投げ打ってでも活動し続けた両親。その両親を殺され、犯罪者に恨みを持ち続けるものの、犯人を一人捕まえたところで根本的な問題が解決しないことを感じたブルース・ウェインが選んだ道とは・・・

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン クリスチャン・ベール
ヘンリー・デュカード / ラーズ・アル・グール リーアム・ニーソン
レイチェル・ドーズ ケイティ・ホームズ
アルフレッド・ペニーワース マイケル・ケイン
ジェームズ・“ジム”・ゴードン ゲイリー・オールドマン
ルーシャス・フォックス モーガン・フリーマン
ジョナサン・クレイン / スケアクロウ キリアン・マーフィー
ラーズ・アル・グール(影武者) 渡辺謙

ダークナイト 2008年

バットマン・ビギンズに続くダークナイト。バットマン永遠のライバルであるジョーカーをヒース・レジャーが演じた。なお、ヒース・レジャーはダークナイト公開開始前に亡くなっている。死因は急性薬物中毒による事故死だった。

ヒース・レジャーの演技は評価が高く、ダークナイトのジョーカー役でアカデミー賞助演男優賞を史上4番目の若さで受賞した。

ヒロインであるレイチェル・ドーズ役がバットマン・ビギンズのケイティ・ホームズからマギー・ギレンホールに代わった。

第81回アカデミー賞助演男優賞、撮影賞、美術賞、メイクアップ賞、視覚効果賞、音響編集賞、編集賞ノミネート。助演男優賞、音響編集賞受賞。

世界興行収入は最終的に10億192万ドルとなった。公開当時は『タイタニック』、『ロード・オブ・ザ・リング/王の帰還』、『パイレーツ・オブ・カリビアン/デッドマンズ・チェスト』に次ぐ歴代4位を記録し、歴史に残る名作となった。

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン クリスチャン・ベール
ジョーカー ヒース・レジャー
ハービー・デント / トゥーフェイス アーロン・エッカート
レイチェル・ドーズ マギー・ギレンホール
アルフレッド・ペニーワース マイケル・ケイン
ジェームズ・“ジム”・ゴードン ゲイリー・オールドマン
ルーシャス・フォックス モーガン・フリーマン

ダークナイト・ライジング 2012年

ダークナイト トリロジー3作品目にして、最終章として完結させている。 脚本は長編小説「二都物語」と原作コミック3つをベースとしたとされている。

Batman: Knightfall
Batman: The Dark Knight Returns
Batman: No man’s Land

セリーナ・カイルことキャットウーマン役にアン・ハサウェイ、ベイン役にヴェノムの主演であるトム・ハーディーが出演している。

最終的な北米での興行成績は4億4800万ドル。ダークナイトの5億3300万ドルを越えられなかったものの、アメリカ以外でのセールスは好調であった。全世界興行成績は前作の10億400万ドルを超えて、10億8000万ドルを記録した。

北米での公開日2012年7月20日にコロラド州オーロラにて行われたプレミア上映会で銃撃事件が発生。12人が死亡、負傷者は58人を数えた。

犯人は『ダークナイト』の悪役であった「ジョーカー」を名乗っており、この影響を受けて日本他各国での関連イベントが中止になった。

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン クリスチャン・ベール
アルフレッド・ペニーワース マイケル・ケイン
ジェームズ・“ジム”・ゴードン ゲイリー・オールドマン
セリーナ・カイル / キャットウーマン アン・ハサウェイ
ベイン トム・ハーディ
ルーシャス・フォックス モーガン・フリーマン
ミランダ・テイト マリオン・コティヤール
ジョン・ブレイク ジョセフ・ゴードン=レヴィット

DCエクステンデッド・ユニバース 新シリーズ

2013年に公開された「マン・オブ・スティール」を皮切りに、DCコミックスの実写映画を同じ世界観で描く、DCエクステンデッド・ユニバースシリーズがスタート。

製作総指揮にクリストファー・ノーランが、監督にはザック・スナイダーが描く。

バットマン役にベン・アフレックが発表された時に、一部のファンは配給元であるワーナー・ブラザースに降板させるよう抗議を起こしている。

しかし、クリストファー・ノーランはクリスチャン・ベールのバットマンとは別物だとして、年を重ねて長年ゴッサムシティを守り、スーパーマンと対峙するバットマンにはベン・アフレックが相応しいとしキャスティングした。

バットマン vs スーパーマン ジャスティスの誕生 2016年

「マン・オブ・スティール」の映画監督を務めたザック・スナイダーが引き続き監督を務めた。このシリーズからバットマンはキャストを新たにベン・アフレックが演じた。

映画「マン・オブ・スティール」で、宇宙人からの侵略を防いだものの、宇宙人たちとのバトルで街には甚大な被害があった。その被害を受けたビルの1つが、バットマンことブルース・ウェインの会社ウェイン・エンタープライズのビルであった。

世間も政府もコントロールできない力を持つスーパーマンの力を危惧し始める。スーパーマンに対する話し合いが行われる現場で爆破事件が起き、多くの支障が出てしまう。

自分が地球に存在していることで、被害を被ることに悩んだスーパーマンは身を隠してしまう。

そんな時に、レックス・ルーサーがバットマンとスーパーマンの関係をこじらせ、戦わせようと画策する。レックス・ルーサーの策略にはまり、バットマンとスーパーマンが誤解をしたまま対決することに・・・

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン ベン・アフレック
クラーク・ケント/スーパーマン ヘンリー・カヴィル
ロイス・レイン エイミー・アダムス
レックス・ルーサーJr. ジェシー・アイゼンバーグ
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン ガル・ガドット
バリー・アレン/フラッシュ エズラ・ミラー
アーサー・カリー/アクアマン ジェイソン・モモア
ヴィクター・ストーン/サイボーグ レイ・フィッシャー

ジャスティス・リーグ 2017年

前作「バットマンvsスーパーマン」で、レックス・ルーサーJr.の生み出したドゥームス・デイとの戦いで命を落としたスーパーマン。

残されたバットマン、共に戦ったワンダーウーマンの前に破滅と創造をもたらす強大な力を秘めた「マザーボックス」を狙ってステッペンウルフとその手下であるパラデーモンが地球にやってくる。

それに対抗するために、特殊能力を持ったスーパーヒーローチーム「ジャスティス・リーグ」を結成すべくブルース・ウェインがスカウティングに出かける。

フラッシュ、アクアマン、サイボーグをスカウトし、ステッペンウルフとの戦いに挑むが・・・

キャスト

ブルース・ウェイン / バットマン ベン・アフレック
クラーク・ケント/スーパーマン ヘンリー・カヴィル
ロイス・レイン エイミー・アダムス
レックス・ルーサーJr. ジェシー・アイゼンバーグ
ダイアナ・プリンス/ワンダーウーマン ガル・ガドット
バリー・アレン/フラッシュ エズラ・ミラー
アーサー・カリー/アクアマン ジェイソン・モモア
ヴィクター・ストーン/サイボーグ レイ・フィッシャー

興行収入としては、同年に公開された「ワンダーウーマン」を大きく下回り、厳しい評価となった。

日本でも、原作に馴染みがないためワンダーウーマンやアクアマン、サイボーグに関する認知度は低く、単独作品からユニバースへと展開していったマーベルシネマティックユニバースの成功とも比べられ、厳しいスタートとなった。

2019年の2月に「アクアマン」が公開予定。

本作の続編は2019年6月14日に公開が予定されているが、ベン・アフレック演じるバットマン単体の作品も予定されており、スケジュールは未定となっている。